デスクトップパソコンはケーブルで接続することがほとんどだと思います。しかし、新たに購入し、ルーターやモデムの設置してある部屋とは異なる場所で使う場合や、特にルーター、モデムが1階でパソコンが2階の場合長いLANケーブルを敷設するのは面倒です。
そこで、この章では、セットアップ済みの無線LANルーター環境で、追加のパソコンとしてWindows VistaのデスクトップパソコンをAOSSを使い接続させる方法を説明します。尚、ここでは、バッファローのUSB2.0用無線子機WLI-UC-Gを使います。
Windows Vista
現在Windows Vistaのパソコンは個人利用ではWindows XPに変わり主流となってきました。Windows XPのパソコンは店頭ではほぼ購入することは出来ないようです。（通信販売では一部購入可能です）当ホームページではWindows Vistaの詳細については触れませんが、興味のある方はWindows Vista初心者の方向けのホームページをご参考にして下さい。
Windows Vistaであっても設定方法はWindows XPとほぼ同様です。但し、注意点として、無線LANルーター付属のCD（ソフト）がWindows Vistaに対応出来ていることを確認してください。現在では無いとは思いますが、購入の際、店員に聞いてみるか、箱にVista対応と記されているかを確認してください。既に利用しているの無線LAN機器をWindows Vistaで使う場合には、対応出来ているかを確認して下さい。「Windows Vista対応」と記されていなければ付属CD（ソフト）を使うことは出来ません。メーカーのホームページからダウンロード出来るのであればダウンロード後に使えるはずです。
ドライバ、ユーティリティのインストール
ここでは、無線子機WLI-UC-GのCDを使います。無線子機付属のCDをパソコンのCDROMドライブにセットします。エアナビゲータCDは使いませんので注意してください。CDROMが起動すると画面が暗くなり音が鳴り、次のように表示します。
プログラムを続行するにはあなたの許可が必要です
あなたが開始したプログラムである場合は、続行してください。
と表示しますので続行をクリックしてください。
CDROMをセットしても起動しない場合は次の方法を試みてください。
コントロールパネル→ハードウェアとサウンドにある、CDまたは他のメディアの自動再生をクリック
ソフトウェアとゲームでプログラムのインストール/実行、を選択し保存、をクリックします。
CDが起動しますので、かんたんスタートをクリックします。
子機モードでインストール、をクリックします。
インストール開始、をクリックします。
使用許諾契約が表示しますので、同意する、を選択し、次へ、をクリックします。
ドライバのコピーが始まります。
無線子機を取り付けてください。という画面が表示したら、USB無線アダプタをパソコンのUSBスロットに差し込みます。何処でも構いません。
ここでは、次へ、を押すことは出来ません。
ドライバのインストールが行われ、終了すると、インストールが完了しました。と表示しますので、完了、をクリックします。
クライアントマネージャⅤのインストールを開始します。と表示しますので、次へ、をクリックします。
使用許諾を表示しますので、同意、をクリックします。
クライアントマネージャⅤは以下のフォルダにインストールされます。と表示しますので、そのまま、次へ、をクリックします。
暫くすると、クライアントマネージャⅤのインストールが完了しました。と表示しますので、OK、をクリックします。
インストールが完了すると次の画面を表示しますので、完了、をクリックします。
次の画面を表示しますので、AOSS、をクリックします。この画面を表示しない場合は、タスクトレイにあるアイコン
を左クリックし、接続先の作成、をクリックします。
次の画面を表示しますので、無線LANルーターのAOSSボタンをセキュリティランプが点滅（ブリンク）するまで押し続けます。（約10秒程）この際のポイントはパソコンと無線LANルーターを近い場所の置いておくことです。パソコンが１階、無線LANルーターが２階のまま作業すると焦ってしまいます。無線LANルーターのAOSSボタンを押すタイミングが遅れるとタイムアウト（1分程）になることがあります。
接続するまでに数分間待ちます。画面は変化しますが、最後に次の画面を表示し正常に接続された事を示します。保存して閉じる、をクリックして終わらせます。
無線接続先の終了、が表示されますので、閉じる、をクリックします
ネットワークの場所の設定、を表示したら、家庭、をクリックします。画面が暗くなったら続行をクリックします。
タスクトレイのアイコンがこのよう
になれば正常に接続されています。